紫陽花(アジサイ)
紫陽花と一言で言っても,その種類はかなりある。
我が家で咲いているのは,セイヨウアジサイとカシワバアジサイ。
アジサイは原種は日本のもので,西洋やアメリカに持ち込まれて品種改良されたものがまた日本に持ち帰られてその種類を多くした。
アジサイは日本古来の植物であるにも関わらず,昔はあまり好まれてこなかったようである。
それは,アジサイは色を変え,定まらない様子があるため,あまり好まれなかった。
しかし,西洋人がガクアジサイを見たときに
How Beautiful!!
といったかどうかはわかりませんが,その美しさに感動し,西洋に持ちかえって品種改良したものがセイヨウアジサイ。
さらに品種改良が進み,先見の明を浴びたアジサイは日本に来て人気になったとされている。
私の回りで目にするのはやはり,セイヨウアジサイが多い。
ちなみにセイヨウアジサイはこれ。
画像はwikiから。
うちにもガクアジサイほしいなあ。
と思っていた。
昨年の梅雨の時期に散歩していると,なんと,斜め向かいのお宅でガクアジサイを育てているではないかと気づく。
切ってもいいかどうか声をかけてみると
たくさん持って行っていいよ!!
快く承諾してくれたので,ありがたく頂戴した。
花をもらって2週間くらいは,とてもきれいに咲いた。
しかし,その後だんだんしおれていってしまった。
このままではもったいないと,向かいの方の言葉を思い出した。
花を切ってさせば,また芽が出てくるよ。
そうか,これをやればいいんだとさっそく挑戦してみた。いわゆる
挿し木
である。
いろいろ調べてみると,挿し木をするときにはいくつかポイントがあった。
ポイントを順に紹介したい。
- 花の部分から3cmくらいのところを切る。
- 花を切ったところから10cmくらいのところで切る。
- 葉は2枚残し,葉の半分を切る。
- 栄養のない土にさす。
特に,「3」「4」はポイントだと思う。
夏が終わったころだから,9月頃に挿し木を行い,水を絶やさないようにしながら,冬を越せました!
そして,先日,プランターに移植することができました!!
10cm位でまだまだ小さいですが,挿し木のわきから葉をつけ,生き生きと育っています。
これから気温も暖かくなり,湿度も高くなってくるので,ぐんぐん成長してくれることを期待しています。
成長した様子はのちほど。