9年前、僕は仕事をしていた。
突然の揺れ。
襲いかかる今までにない恐怖。
妻も仕事をしていた。
おなかに子どもをかかえながら。
どんなにおそろしかっただろうか。
なんとか家路に着いたときの涙で分かった。
被災地では今なお家路につけずにいる人もいる。
何もしてあげられない。
いや、ひとつだけある。
子どもの世代に伝えることだ。
私の子供たちは聞いたことはあっても、実際に体験しておらず、災害の恐ろしさを知らない。
こんなことがあったんだよ。
だけではなく、
災害があったときにはどうするか、みんなで考えられるようにしていきたい。
もしもの時に困らないように。
「伝える」
あらためて難しさを感じた。
でも、毎年この日にみんなで考えることが大事なことなんだと思う。
被災し、亡くなられた方のご冥福をお祈り申し上げます。
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