2020年5月29日金曜日

オタマジャクシがうじょうじょ

散歩していたとき,近所の池をのぞいてみると,小さな黒い影がうじょうじょ動く姿が見て取れた。

そう,オタマジャクシだ。


何の種類かなと考えていると,水辺にトノサマガエルの姿が3匹。

トノサマガエルの子供だったんだな。

それにしてもこんなにたくさん,繁殖力がすごい。

トノサマガエルの生態を調べることにした。

トノサマガエルは在来種で,北海道と対馬には存在しなかった。

しかし,最近では北海道でも対馬でも確認されている,いわゆる国内外来種になっている。

環境省は準絶滅危惧種と位置づけているが,周辺をみるとそんな感じはしない。

3~10月くらいまで姿を見ることができ,冬は冬眠する。

4~5月頃に繁殖する。一回の産卵で1500~3000個もの卵を産むという。

近所の池で見た数はかなりいたからこの数字をみて納得した。

エサは主に昆虫。

しかし,動くものは何でも食べるため,絶滅危惧種のメダカも食べてしまう。

あの池にはたくさんメダカがいたはずだが,気持ち少なくなった?かな。

いやしかし,昼間もゲゲゲゲゲとよくなく。

繁殖期だからかな。

この後,大きくなり,足が生え,カエルになっていくんだな。

でも,この数がすべて大人になるのかな・・・

それだったら,準絶滅危惧種にはならないはずだ。

オタマジャクシは大型の水生昆虫に食べられるらしい。

大型の水生昆虫とはタガメ,タイコウチ,ゲンゴロウなどである。

この小さな池でも食物連鎖がおきているんだな。

個人的には見たことのないタガメを自然で見てみたいとも思った。

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