2020年5月13日水曜日

絵本を読もう

今日の絵本は

はちうえはぼくにまかせて



ジーン・ジオン 作
マーガレット・ブロイ・グレアム 絵

前回の「どろんこハリー」と同様の作家です。

主人公はトミー。

夏休み,トミーはどこえにもいかないからなにをしてもいいと父から言われ,旅行に行く近所の人たちの植物を預かることにした。

1つ1日2セントで。

母はたくさんある植物を見てびっくり。

父はたくさんの植物をみてがっかり。

トミーは両親のことなんかお構いなし。

水やりをし,日に当て,家の中で育てとたいそう満足げに育てている。

そんなある日トミーは夢を見る。

夢の中で植物が育ちすぎて,家が壊れてしまうのだ。

これは大変!とトミーは図書館へ行って植物についての本を読んだ。

その後園芸店で必要な道具を買った。

植物の刈り込みや,さし芽を行った。

夏休みが終わるころ近所の人が植物を取りに来て,家の中にあった植物はほとんどなくなった。

その後トミーの家族はどうなったでしょうか。


とても興味深い物語だったので,本の中に吸い込まれるように読み進めた。

父親として,自分のことを振り返ることになった。

トミーは自分のやりたいことを誰の目も気にせず,どんどん挑戦している。

さて,そういったわが子を私は見守り,応援できているだろうか。

好きなことを否定せず,挑戦させてあげられているだろうか。

子供はわからないことがたくさんあるので,たくさんのことを教えることはいいことだと思う。

それを押し付けていないだろうか。

反省するべき点が出てきた。

さらに,トミーは自分でわからないことや不思議なことを自分で調べ,解決していった。

私は子供に子供に任せることはできているだろうか。

解決するための方法を示し,わが子が自分の力で解決できることを信じ,待っているだろうか。

また,自分でできたことを褒め称えているだろうか。

反省するべきことがもう一つ増えた。

父親である私にとって,とても考えさせられる一冊となった。

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