はちうえはぼくにまかせて
ジーン・ジオン 作
マーガレット・ブロイ・グレアム 絵
前回の「どろんこハリー」と同様の作家です。
主人公はトミー。
夏休み,トミーはどこえにもいかないからなにをしてもいいと父から言われ,旅行に行く近所の人たちの植物を預かることにした。
1つ1日2セントで。
母はたくさんある植物を見てびっくり。
父はたくさんの植物をみてがっかり。
トミーは両親のことなんかお構いなし。
水やりをし,日に当て,家の中で育てとたいそう満足げに育てている。
そんなある日トミーは夢を見る。
夢の中で植物が育ちすぎて,家が壊れてしまうのだ。
これは大変!とトミーは図書館へ行って植物についての本を読んだ。
その後園芸店で必要な道具を買った。
植物の刈り込みや,さし芽を行った。
夏休みが終わるころ近所の人が植物を取りに来て,家の中にあった植物はほとんどなくなった。
その後トミーの家族はどうなったでしょうか。
とても興味深い物語だったので,本の中に吸い込まれるように読み進めた。
父親として,自分のことを振り返ることになった。
トミーは自分のやりたいことを誰の目も気にせず,どんどん挑戦している。
さて,そういったわが子を私は見守り,応援できているだろうか。
好きなことを否定せず,挑戦させてあげられているだろうか。
子供はわからないことがたくさんあるので,たくさんのことを教えることはいいことだと思う。
それを押し付けていないだろうか。
反省するべき点が出てきた。
さらに,トミーは自分でわからないことや不思議なことを自分で調べ,解決していった。
私は子供に子供に任せることはできているだろうか。
解決するための方法を示し,わが子が自分の力で解決できることを信じ,待っているだろうか。
また,自分でできたことを褒め称えているだろうか。
反省するべきことがもう一つ増えた。
父親である私にとって,とても考えさせられる一冊となった。
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