葉で樹木を同定する方法について、大学の教授から講義・実習を学んだ。
木を伐採しているので、サクラ、クヌギ、コナラ、シデなどの基本的な樹木は知っていたが、葉で同定することが可能であるとは驚き。
その方法は次のとおりである。
これは何の葉でしょうか?
そう、おなじみのサクラです。
おなじみではないかもしれないけど
じゃあ、これをどうやって同定するのか。
まずは、葉が丸い(一般にみられるような形)か葉が針状(杉とか)かで見分ける。
上のサクラは丸いので、表では下に行く。
次に
写真にはのっていないけど、丸いの次に単葉(葉がひとつ)か複葉(何枚かの葉がまとまって一枚の葉になる)かで見る。
サクラは単葉だ。
次に見るのは、葉に切れ込みがあるかないか。
ちなみに切れ込みがあるものの代表としては、カエデ(もみじ)をおもいだしてもらえればいいだろう。
さて、サクラは切れ込みがないので、写真のように、葉がたがいにつく互生か向かい合って付く対生かであるが、初めの写真をみてもらえればいいが、互生である。
また、葉のまわりがぎざぎざになっているので②となり、あとは図鑑と葉を見比べればある程度の検討はつく。
こんな感じだ。
初めは自分もなれなかったのだが、やっていくうちに、ある程度の同定ができた。
同定ができた写真を載せておこう。
画像がわるいのはごめんなさい。
約30分くらいでこれだけ同定しました。
わからなかったものもあったので、教授にききました。
聞くと、何も見ずにこれだよ!と即答
すげーーーーー
大学生時代はわからなかったけれども、改めて教授ってやはりすごいと感じました。
ちなみに教授に教わったのはこれ。
ガマズミとコウヤボウキはいわゆる草になるので、今回の研修である、樹木の同定には入らないが。
こんなところだ。
図鑑はこんなものを使いました。
「葉で見分ける樹木」
ちなみに僕が普段使っているものはこれ。
「葉っぱで見わけ 五感で楽しむ 樹木図鑑」
こんなのもありあすので、ご参考までに。
自然と触れ合うってすばらしいです!!!
しかーーーし、自然と触れ合うときには、しっかりとした装備はしましょう。
危険な動植物もいますので、基本的なことは押さえておきましょう。
一昨日はこれが・・・
ヌルデ!
ウルシやツタウルシにも注意しましょう。かぶれます!
長くなりましたが、研修のまとめでした!
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