2016年8月10日水曜日

葉で樹木を同定する方法

一昨日の研修のまとめ

葉で樹木を同定する方法について、大学の教授から講義・実習を学んだ。

木を伐採しているので、サクラ、クヌギ、コナラ、シデなどの基本的な樹木は知っていたが、葉で同定することが可能であるとは驚き。

その方法は次のとおりである。

これは何の葉でしょうか?



そう、おなじみのサクラです。

おなじみではないかもしれないけど


じゃあ、これをどうやって同定するのか。



まずは、葉が丸い(一般にみられるような形)か葉が針状(杉とか)かで見分ける。

上のサクラは丸いので、表では下に行く。

次に



写真にはのっていないけど、丸いの次に単葉(葉がひとつ)か複葉(何枚かの葉がまとまって一枚の葉になる)かで見る。

サクラは単葉だ。

次に見るのは、葉に切れ込みがあるかないか。

ちなみに切れ込みがあるものの代表としては、カエデ(もみじ)をおもいだしてもらえればいいだろう。

さて、サクラは切れ込みがないので、写真のように、葉がたがいにつく互生か向かい合って付く対生かであるが、初めの写真をみてもらえればいいが、互生である。

また、葉のまわりがぎざぎざになっているので②となり、あとは図鑑と葉を見比べればある程度の検討はつく。



こんな感じだ。

初めは自分もなれなかったのだが、やっていくうちに、ある程度の同定ができた。

同定ができた写真を載せておこう。

    

  

  


    

    



    

画像がわるいのはごめんなさい。

約30分くらいでこれだけ同定しました。


わからなかったものもあったので、教授にききました。

聞くと、何も見ずにこれだよ!と即答

すげーーーーー

大学生時代はわからなかったけれども、改めて教授ってやはりすごいと感じました。

ちなみに教授に教わったのはこれ。



ガマズミとコウヤボウキはいわゆる草になるので、今回の研修である、樹木の同定には入らないが。

こんなところだ。

図鑑はこんなものを使いました。

「葉で見分ける樹木」



ちなみに僕が普段使っているものはこれ。

「葉っぱで見わけ  五感で楽しむ  樹木図鑑」




こんなのもありあすので、ご参考までに。

自然と触れ合うってすばらしいです!!!


しかーーーし、自然と触れ合うときには、しっかりとした装備はしましょう。

危険な動植物もいますので、基本的なことは押さえておきましょう。

一昨日はこれが・・・


ヌルデ!

ウルシやツタウルシにも注意しましょう。かぶれます!


長くなりましたが、研修のまとめでした!

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