一週間前の研修2日目のまとめ
行ったところは、茨城県高萩市の海岸線
国内有数の海水浴ポイント
海水浴客も多数いる中で、自分たちは長靴をはいて、現地探索。
さて、このへんの海岸線は最近発見されたポイントらしく、多賀層群とよばれてるらしい。
約300万年前の地層だ。
この辺には、一般の人がみたら、石ころといわれるものがたくさんおちている。
たとえば
ひとつめのピンクっぽい石は、花崗岩
二つ目の筋状のはいった石は、流紋岩
どちらも火山からできた石
火成岩だ。
火成岩は火山が噴火し、流れ出たマグマが冷え固まったものである。
これらがなぜこの辺に落ちているかというと、
3.11の後、地盤がずれたために、海水が流れてくるのを抑えるために、持ち込まれたものらしい。
さて、多賀層群の本番である。
この岩石は先ほどの火成岩とは違い、火山が噴火した時に噴出したもの(マグマではなく、チリや軽石など)がふりつもって固まってできた、凝灰岩だ。
火成岩と比べると、ぼろぼろとすぐくずれていく、やわらかい石だ。
線のようにけずれられているところは、生物がすみかとしていたところらしい。
これらの凝灰岩も層になっている。
見にくいかもしれないが、木の上に白や茶色になっている層が火山が降り積もってできたそうである。
火山が噴出するのは知ってのとおり、何百年、何千年に一度くらいなので、年代を特定するにはとても有効な層で、別名「かぎ層」ともいわている。
ハンマーでたたいてみると、ぽろぽろとこぼれてきた。
ルーペでのぞくと、黒雲母や長石、石英がたくさん見られた。
もっとよく見るためには、水でよく洗って、残った粒を双眼実体顕微鏡で観察するとよいだろう。
さて、この層がどこまで続いているか、探索してみた。
なかなかの急斜面を超えて。
背丈の大きい草をかき分けて。
それらを超えると断崖絶壁に立つことができた。
そこは絶景。
二枚目は、高萩から北茨城に伸びる海岸線だ。
先ほど紹介した層がずっーーーーーーーーーーーーーとつながっている。
自然の雄大さ、偉大さを感じた。
ここから下に降りると、また違った風景が見ることができた。
こんな感じの地層がつながっているなんてすごい。
この周辺に住んでいる地下には同じ地層がつながっている。
地層のところどころにでっぱっているのは、石灰岩。
石灰岩は凝灰岩よりも固く、浸食に強いため、このように丸みをおびて残っている。
石灰岩で世界的に有名なところはトルコのカッパドキア。
同じく、石灰岩が雨風には強いため、浸食されずに残り、不思議な形をしている。
この石灰岩は強いため、この中には化石も残りやすい。
今回、教授が割ってくれた中にも貝の仲間の化石が発掘された。
青く指で塗っているのは石膏。
歯医者さんで使うものらしいが、一般には販売されないらしい。
これを化石に押し当てて何分か待つと、レプリカの出来上がりだ。
こんな風に作っているんだなと、初めてその現場を目撃した。
こんな感じで研修は終わったが、
今回の研修を通して、自分の知識が、現場で最大限に生かされたように思う。
やはり、何事、その実物を通して見たことや、感じたこと、経験したことは、自分の財産として残る。
それを実感した二日間の研修であった。
薪ストーブの仲間入りをしました。 そして、子どもが3人になり、自分の子育てスタイルを紹介して、共有や交流ができたらなと思います。 薪割り、原木集め、DIYなど、薪ストーブに関することも更新していきます。また,日々の出来事なども投稿します。 見た方はコメントやアドバイスなどいただけるとありがたいです。
2016年8月15日月曜日
2016年8月10日水曜日
葉で樹木を同定する方法
一昨日の研修のまとめ
葉で樹木を同定する方法について、大学の教授から講義・実習を学んだ。
木を伐採しているので、サクラ、クヌギ、コナラ、シデなどの基本的な樹木は知っていたが、葉で同定することが可能であるとは驚き。
その方法は次のとおりである。
これは何の葉でしょうか?
そう、おなじみのサクラです。
おなじみではないかもしれないけど
じゃあ、これをどうやって同定するのか。
まずは、葉が丸い(一般にみられるような形)か葉が針状(杉とか)かで見分ける。
上のサクラは丸いので、表では下に行く。
次に
写真にはのっていないけど、丸いの次に単葉(葉がひとつ)か複葉(何枚かの葉がまとまって一枚の葉になる)かで見る。
サクラは単葉だ。
次に見るのは、葉に切れ込みがあるかないか。
ちなみに切れ込みがあるものの代表としては、カエデ(もみじ)をおもいだしてもらえればいいだろう。
さて、サクラは切れ込みがないので、写真のように、葉がたがいにつく互生か向かい合って付く対生かであるが、初めの写真をみてもらえればいいが、互生である。
また、葉のまわりがぎざぎざになっているので②となり、あとは図鑑と葉を見比べればある程度の検討はつく。
こんな感じだ。
初めは自分もなれなかったのだが、やっていくうちに、ある程度の同定ができた。
同定ができた写真を載せておこう。
画像がわるいのはごめんなさい。
約30分くらいでこれだけ同定しました。
わからなかったものもあったので、教授にききました。
聞くと、何も見ずにこれだよ!と即答
すげーーーーー
大学生時代はわからなかったけれども、改めて教授ってやはりすごいと感じました。
ちなみに教授に教わったのはこれ。
ガマズミとコウヤボウキはいわゆる草になるので、今回の研修である、樹木の同定には入らないが。
こんなところだ。
図鑑はこんなものを使いました。
「葉で見分ける樹木」
ちなみに僕が普段使っているものはこれ。
「葉っぱで見わけ 五感で楽しむ 樹木図鑑」
葉で樹木を同定する方法について、大学の教授から講義・実習を学んだ。
木を伐採しているので、サクラ、クヌギ、コナラ、シデなどの基本的な樹木は知っていたが、葉で同定することが可能であるとは驚き。
その方法は次のとおりである。
これは何の葉でしょうか?
そう、おなじみのサクラです。
おなじみではないかもしれないけど
じゃあ、これをどうやって同定するのか。
まずは、葉が丸い(一般にみられるような形)か葉が針状(杉とか)かで見分ける。
上のサクラは丸いので、表では下に行く。
次に
写真にはのっていないけど、丸いの次に単葉(葉がひとつ)か複葉(何枚かの葉がまとまって一枚の葉になる)かで見る。
サクラは単葉だ。
次に見るのは、葉に切れ込みがあるかないか。
ちなみに切れ込みがあるものの代表としては、カエデ(もみじ)をおもいだしてもらえればいいだろう。
さて、サクラは切れ込みがないので、写真のように、葉がたがいにつく互生か向かい合って付く対生かであるが、初めの写真をみてもらえればいいが、互生である。
また、葉のまわりがぎざぎざになっているので②となり、あとは図鑑と葉を見比べればある程度の検討はつく。
こんな感じだ。
初めは自分もなれなかったのだが、やっていくうちに、ある程度の同定ができた。
同定ができた写真を載せておこう。
画像がわるいのはごめんなさい。
約30分くらいでこれだけ同定しました。
わからなかったものもあったので、教授にききました。
聞くと、何も見ずにこれだよ!と即答
すげーーーーー
大学生時代はわからなかったけれども、改めて教授ってやはりすごいと感じました。
ちなみに教授に教わったのはこれ。
ガマズミとコウヤボウキはいわゆる草になるので、今回の研修である、樹木の同定には入らないが。
こんなところだ。
図鑑はこんなものを使いました。
「葉で見分ける樹木」
ちなみに僕が普段使っているものはこれ。
「葉っぱで見わけ 五感で楽しむ 樹木図鑑」
こんなのもありあすので、ご参考までに。
自然と触れ合うってすばらしいです!!!
しかーーーし、自然と触れ合うときには、しっかりとした装備はしましょう。
危険な動植物もいますので、基本的なことは押さえておきましょう。
一昨日はこれが・・・
ヌルデ!
ウルシやツタウルシにも注意しましょう。かぶれます!
長くなりましたが、研修のまとめでした!
2016年8月8日月曜日
現在使っているチェンソー
春に伐採した木を久々に玉切りした。
久々にチェンソーを使ったので、今日は、自分が使っているチェンソーについて。
今使っているチェンソーはお恥ずかしながら、とっても安い。
何と、¥19,800だったかな。
多分これ。
ホームセンターで買ったからさらに安かったのかも。
ちなみにHPは、
http://www.yamabiko-corp.co.jp/echo/
もしかすると、愛用している方もいるかもしれません。
もっといいチェンソーがほしいなと思ったことは多々ありましたが、意外と長持ちしています。
今シーズンで3年目。
長持ちと同時に、結構太い木も伐れてます。
だいたい80cm位の丸太はきったかな。
このためには、メンテナンスが肝。
自分はまだまだ初心者だからメンテナンスも道具にたよっているが、自分がやっていることを紹介します。
1 解体してごみやほこりをきれいにとること
2 目立てをおこなうこと(自分は機械がやってます)
この二つのみ!!
その代り、使った後は必ず行います。
どんなに安くても使っているとその道具のくせや特徴が分かってくるものです。
自分に合ったものを選びたいものですね。
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